やっと、やっと長袖のブラウスを着られる季節になりました。
短いであろう秋を堪能したいものですね。
今回のお二人は大学(京都市立芸大美術学部)の同級生。
辻さんは京都在住、鳥越さんは7年前神戸から岡山に引っ越して来られたそうです。
「ケンタウル祭りの灯」 ~銀河鉄道の夜~ 辻 誠
「ケンタウル祭の夜に」 ~銀河鉄道の夜~ 辻 誠
「鳥を捕る人」 ~銀河鉄道の夜~ 辻 誠
辻さんは今回すべて宮沢賢治の作品をイメージした絵を
展示されました。幻想的な想像の世界は大人もわくわくします。
夜のブルーと灯の暖かいオレンジが印象的です。
「貝の火」 ~宮沢賢治の童話~ 辻 誠
「源氏物語 柏木三」 模写 鳥越翔海
「源氏物語 柏木三」 復元模写 鳥越翔海
鳥越さんは大学時代模写を勉強されていました。
退色した現状模写と、制作当時の色彩を再現した
復元模写とを見比べるのも面白いですね。
「祈り(龍門石屈寺院 大盧舎那仏) 鳥越翔海
中国三大石屈の一つ、伊河のほとりの断崖に削られた
世界遺産の仏さまです。鳥越さんは実際に行かれてその優しい
お顔が日本人的で魅かれたそうです。
その気持ちが伝わる静で厳かな作品です。
展覧会は9日(月)まで。