開け放した窓からモミジの新緑が風に揺れています。
倉敷 鶏尾窯(けいおがま)濱田さんの陶器が
静かなギャラリーに風情を醸し出してくれます。
「砂の花器」
表面の粗い質感は、高梁川の砂を粘土に大量に
練込んでいるからです。そのためろくろを使えず
手びねりで成形しています。
「砂の花器」
地元倉敷市船穂町特産のマスカットの古木の灰を
釉薬にかけると薄い緑色になるそうです。
「砂の花器」
可憐な野花が合いますね。
「砂の花器」
土器を思わせる素朴さです。
味わいのある酒器。
濱田さんの個展は27日(月)まで開催します。