今年も後2つの展覧会を残すだけになりました。焦る~!
でも津川純子さんの作品を見ていると、時間がゆったりと流れるように感じます。
雪原を歩いているような、静かな緊張感。
合成漆を下地に重ねた、しっかりとした生成り色の滑らかなマチエール。
その上にアクリルのスプレーや、顔彩、墨などを着色し、こすったり、伸ばしたり、
ひっかいたりして出来た作品だそうです。
独特の世界は、独特の制作方法でした。マチエールがとても綺麗!
アートジャーナルという専門誌の、2022年美術評論家大賞
受賞作です。モノクロームの世界の、余白が美しい。
「風の詩」 M30
「風色の日」 M30
「森は生きている」 M4
「かがやいて」 M4
展覧会は12日(月)までです。