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「出井貴子 修復作品展Ⅳ」「岡本 恩 作品展Ⅱ」

2021年05月23日

緊急事態宣言の中、出井さんと岡本さんの個展(同時開催)が

始まりました。

どなたもいらっしゃらず、しーんとしていたら…と心配しましたが、

皆さまに来ていただいて本当に嬉しく思います。ありがとうございます。

 

修復の出井さんは4回目、篆刻と彫金の岡本さんは2回目の個展です。

 

 

大皿に金継ぎ、鎹直し   出井貴子

 

真鍮と銀の撚線(よりせん)を作り鎹(かすがい)にし、煮色仕上したものを

打ち込んでいます。

(煮色仕上とは、銅およびさまざまな銅合金を薬液に漬け込み、

表面に酸化被膜が付くと独特な発色で対候性も出来ます)

 

 

「希望」   岡本恩

 

銀製です。

デザインされた篆刻文字がとても楽しい!

 

 

 

 

 

ガラス皿  金継ぎ、撚線鎹

 

ガラスや木にも金継ぎは出来るそうです。

ガラスの雲母とよく合って、華やかになりました。

 

 

「福寿」  岡本恩

 

こちらも銀製。

思わず頬が緩む、ほのぼの親子亀です。

その上縁起のいい「福寿」

 

 

金継ぎの陶器や木製の皿  出井貴子

 

古い九谷や備前、現代作家のものなど。

 

 

「道」  岡本恩

 

鉄製。

若い岡本さんらしい、元気のいい「道」

 

お二人の個展は24日(月)までです。

ギャラリーはこの後、6月11日まで休みます。

6月12日の「田伏勉 クレパス展」でお会いしましょう!

皆さま、お身体にお気を付けて。