初夏の爽やかな毎日が続きます。少しづつ日常が戻って来ている
ように思えます。
今年で3回目の出井さんの修復展。初個展の岡本さんと同時開催です。
出井貴子
ひび割れを金継ぎで修復し、周囲に縄目覆輪を
施しています。割れたお皿が新しく蘇りました。
出井貴子
金継ぎで修復し、さらに鎹(かすがい)直しで
補強しています。
出井貴子
今回新しい技法で螺鈿に挑戦されました。
虹色の光沢を持つアワビや夜光貝、白蝶貝などの貝殻の内側を
用いて形を切り出し、漆地の表面にはめ込んでいます。
魚の形が可愛い!
出井貴子
こんな大作も!!
岡本恩
布目象嵌(ぬのめぞうがん)専用のタガネを用いて非常に細かい
切れ目を入れた鉄に、銀の薄板や線を打ち込んで字
「七転び八起き」を描いています。
岡本恩
鉄の「透かし」 横63㎝×縦34㎝
「感謝」の文字。影が出来て美しい・・。
岡本恩
篆刻で「寿」
岡本恩
篆刻の指輪 「威風堂々」
他に「雪月花」や「一期一会」などの言葉が
アクセサリーになっています。
興味深いこの展覧会は6月1日(月)までです。