ギャラリー横の梅の木がいっきに花を咲かせました。
薄いピンクの花なので、早咲きの桜と思っていらっしゃる方も
多いようです。
今年も京都から4人の日本画家の作品が届きました。
今回は図らずしも、風景・花・人物・動物がお得意の作家さんが揃いました。
同じ日本画でも個性の違いに驚きます。
藤岡雅人 「鳳来峡Ⅰ」
藤岡さんがここ数年メインテーマにしている宝塚近くの
山水を思わす渓谷。銀箔を焼いた下地に四種の墨で調子を
入れ、古代朱、金泥、銀泥、胡粉、ラピスラズリで描かれて
います。
河本万里子 「Printemps de la Provence」
河本さんが南仏にお住まいだった頃見た
野の花の群生。ポピーや名前も知らない可憐な花に
感動しスケッチされたそうです。
竹林柚宇子 「レインコート」
今年初めて参加された竹林さん。
柔らかな線も色も美しい!
人物を優しい視線で捉えています。
福井安紀 「梅みちる」
板にご自分で作った岩絵の具で彩色する福井さん。
人気の動物や鳥も並んでいます。
3月4日(月)までです。