この時期、恒例となったベテラン河野さんの個展です。
40年以上光風会に所属し、毎年日展に出品されていましたが、
最近は抽象的な表現や透明水彩を始められ、その引き出しの
多さを作品に存分に発揮しています。
「立ち話」 水彩
以前描かれていた油彩の大作のモチーフを、水彩の
小品に。水彩でもマチエールに工夫が施されて、風格のある
一枚になっています。
「刻」 水彩
イタリアの教会の風景。重厚な雰囲気が出ていますね。
「ひなげし」 水彩
透明水彩らしい軽やかな、にじみの美しい作品です。
さらりと描かれているように見えますが、しっかり
考え抜かれてているのかも。
「待春」 水彩
右 「こんやはシチューよ」
左 「おはよう」 ともに水彩
来年の干支、ウサギもピーターラビットの人形だと
おしゃれですね(^.^)
展覧会は21日(月)までです。