今日初日は、梅雨の合間の晴れの日!
風も爽やかでした。
「土・土・土」(ど・ど・どと読みます)は
ベテランの備前焼作家・高原卓史さんと、若手の田計珠実さん、石森香菜さんの
3人が自由な、型にはまらない土の表現を持ち寄っています。
高原卓史 「たまご壷」
備前の土も強還元焼成するとこのような青みのあるグレーに
なります。ぶどうの木の灰が高い熱により釉化(ガラス化)し
白く流れて美しい模様になっているのです。
石森香菜 「ボルトとナット」
錆びた金具が出土したように見えますが・・全部
焼き物です(*_*;
石森さんの故郷の土は鉄分が多く、このような
味わいになるそうです。
田計珠実 「どろパズル」シリーズ
こんな風にパズルになっています。
「どろが可愛くて気になる」という田計(でんけい)さん。
美大時代から一貫してどろを追求しているそうです。
今回はどろあそび実験の作品が並んでいます。
こんなにアイデアが出てくるのが不思議・・素朴で楽しい
パズルたちです。
高原卓史 「シノギ茶碗」
メタリックでカッコいいお茶碗。
しのぎという刀の刃と峰の間の膨らんでいる部分を
模したシャープな削りが男性的!
石森香菜 ツチノコ(花器)とコップ
コップは紙コップのように薄くて軽い!
ね!紙コップみたいでしょ?!
展覧会は22日までです。