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「土・土・土」展開催中!

2020年06月17日

今日初日は、梅雨の合間の晴れの日!

風も爽やかでした。

 

「土・土・土」(ど・ど・どと読みます)は

ベテランの備前焼作家・高原卓史さんと、若手の田計珠実さん、石森香菜さんの

3人が自由な、型にはまらない土の表現を持ち寄っています。

 

 

高原卓史 「たまご壷」

 

備前の土も強還元焼成するとこのような青みのあるグレーに

なります。ぶどうの木の灰が高い熱により釉化(ガラス化)し

白く流れて美しい模様になっているのです。

 

 

石森香菜 「ボルトとナット」

 

錆びた金具が出土したように見えますが・・全部

焼き物です(*_*;

石森さんの故郷の土は鉄分が多く、このような

味わいになるそうです。

 

 

田計珠実 「どろパズル」シリーズ

 

 

こんな風にパズルになっています。

 

「どろが可愛くて気になる」という田計(でんけい)さん。

美大時代から一貫してどろを追求しているそうです。

今回はどろあそび実験の作品が並んでいます。

こんなにアイデアが出てくるのが不思議・・素朴で楽しい

パズルたちです。

 

 

 

高原卓史 「シノギ茶碗」

 

メタリックでカッコいいお茶碗。

しのぎという刀の刃と峰の間の膨らんでいる部分を

模したシャープな削りが男性的!

 

 

石森香菜  ツチノコ(花器)とコップ

 

コップは紙コップのように薄くて軽い!

 

 

ね!紙コップみたいでしょ?!

 

展覧会は22日までです。