今日は岡山でも気温が21度!春一番も観測されました。
ギャラリーの展示は「里山クラフト展」
岡山大学大学院教育学研究科(工芸)山本研究室の主催です。
温かみのある木工製品が並びます。
クヌギ、ノグルミ、ヤマザクラ、ネム、センダンなどの
雑木は普通、家具や木工品には使われません。でも昔の人は
その特徴を生かしたものづくりをしていたのです。
今回の展示は雑木の性質を分析し、生木のまま割れず縮まず
作品を作るという研究発表と、それ(グリーンウッドワーク)
を実践されている作家さんのご紹介です。
様々な雑木を半球状にしたものを3Dスキャンし
データと断面図から特徴を検証。
削り出す道具とスプーンの制作工程。
削り馬という道具に乗ってセン(ドローナイフ)で
実際に丸太を削る山本教授。皆さん興味深々です。
今回参加いただいた作家さんたちは 葛原英興(岡山・木工)
久津輪 雅(岐阜県立森林文化アカデミー)、渋谷太郎(岡山・森の幼稚園)
高月国光(岡山・郷原漆器)、野間清仁(岡山・木工)、迎山直樹(兵庫・家具)
山本美文(岡山・木漆)、山本和史(岡山大学)のそうそうたる8名です。
迎山直樹さん「WE-chair」
山本美文さん「牛窓のオリーブのスプーン・フォーク」
山本教授の花器
展示は23日(月)までです。