前回の[夏の記憶]から4年ぶりの石田さんの個展です。
今回は “踏切のある風景” をコンセプトに、どこか懐かしい
油彩の石田さんの作品とは違った世界観を繰り広げています。
デジタル彩色の上に鉛筆で線を施す珍しい画法です。
「夏の記憶a 」
青い空、白い雲、踏切とその前に立つ少女。
お客様が口々に学生時代の思い出を語られます。
「夏の記憶o」
水島臨海鉄道・終点近くの踏切。
「夏の記憶n 」
こちらは「男はつらいよ」の映画ロケ地でもある因美線の
とある駅舎。
「夏の記憶i 」
唯一県外近鉄奈良線の踏切。遠くに平城京が見えます。
この様な丸い二つ目の旧型警報機はどんどん姿を消していって
いるそうで、石田さんはストリートビューでチェックした後
実際に行かれたそうです。
「夏の記憶 l 」のポスター
少女の瑞々しさが眩しいばかりです。
展覧会は22日(月)までです。